契約時は事実を告知し、その後変更があれば通知が必要です
◆「告知義務」「通知義務」とは何でしょうか?
保険契約者または被保険者は、保険契約時に、保険会社が定めた事項について事実を申し出る必要があります。これが「告知義務」です。一方、契約した後に保険会社が定めた事項について変更が生じた場合に、その変更について遅延なく保険会社に連絡する必要があります。これが「通知義務」です。
◆では、正しく伝えていないとどうなるのでしょうか?
正しく伝えていなかった場合、つまり「告知義務」や「通知義務」に違反した場合には、事故や災害で損害を被っても保険金が支払われないこともあります。また、違反がわかれば、保険会社側から保険契約を解除することがありますので、正しい申告が必要なのです。
◆特に「通知義務」には注意を!
保険契約がスタートした後に変更が生じた場合、「保険に加入している」安心感から「変更を連絡する」ことは忘れがちになります。注意しておきましょう。